Space Transit が 将来宇宙システム とともに JAXAとのコンセプト共創活動を開始
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世界初の空気吸込型ロケットエンジン及びそれを搭載したロケットの開発を進めている Space Transit株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:野田 智裕。以下「Space Transit」)は、高頻度かつ大量の宇宙往還を可能とする旅客輸送システムの実現を目指す 将来宇宙輸送システム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:畑田 康二郎。以下「将来宇宙輸送システム」)とともに、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(本社:東京都調布市、理事長:山川 宏。以下「JAXA」)との「高頻度往還飛行型宇宙輸送システム」に係る事業コンセプト共創(以下「本コンセプト共創」)を開始したことをお知らせいたします。
■高頻度往還飛行型宇宙輸送システムとは
「高頻度往還飛行型宇宙輸送システム」とは、文部科学省が主催する「革新的将来宇宙輸送システム実現に向けたロードマップ検討会」(以下「将来宇宙輸送検討会」)で提示された高頻度で宇宙と地上の間を往還する宇宙輸送の一形態であり、民間主導の開発により新たに官民で開始する研究開発プログラムにおいて、2040年代前半での実用機の打ち上げを目指すものです。
■本コンセプト共創の内容
本コンセプト共創は、「高頻度往還飛行型宇宙輸送システム」の実現のために民間主導でのビジネスモデル及び宇宙輸送システムの検討とJAXAが支援する重要な技術課題に関する研究開発を一体となって進める活動の一環であり、「ビジネスモデルの詳細化」「宇宙輸送システムコンセプトの詳細化」「技術課題と対応策の識別」等のとりまとめを行います。
Space transitと将来宇宙輸送システムは、JAXAによる公募、事前対話を経て、3者でコンセプト共創を進めることに合意したことから、2022年12月5日付で覚書を締結し、共創活動を開始しました。
【共創パートナー概要】
■国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace Exploration Agency、略称:JAXA)
- 本 部 : 東京都調布市深大寺東町七丁目44番地1
- 設 立 : 2003年10月
- 代 表 者 : 理事長 山川 宏
- 業務内容 :
- 宇宙航空分野の基礎研究、開発・利用
- 航空・宇宙輸送システム、人工衛星による宇宙利用、宇宙環境の利用等
- U R L : https://www.jaxa.jp/
日本の航空宇宙開発政策を担う国立研究開発法人。2003年10月に日本の航空宇宙3機関(宇宙科学研究所、航空宇宙技術研究所、宇宙開発事業団)が統合されて発足し、内閣府・総務省・文部科学省・経済産業省が共同して所管しています。
【提携会社概要】
■将来宇宙輸送システム株式会社
- 本 社 : 東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル3階
- 設 立 : 2022年5月
- 代 表 者 : 代表取締役社長 畑田 康二郎
- 業務内容 : 革新的な宇宙輸送システムの事業化に向けた企画検討
- U R L : https://innovative-space-carrier.co.jp/
高頻度かつ大量の宇宙往還を可能とする旅客輸送システムの実現を目指して設立。将来あるべきマーケットからバックキャストで考え、「オールジャパン」で取り組むことを目指しています。
【当社概要】
■Space Transit株式会社
- 本 社 : 東京都千代田区六番町15番2号鳳翔ビル3階
- 設 立 : 2021年9月
- 代 表 者 : 代表取締役社長 野田 智裕
- 事業内容 :
- 新・水素ロケットエンジン(空気吸込型)及びそれを搭載したロケット開発
- 宇宙輸送サービスの提供
- U R L : https://space-transit.com/
世界初の空気吸込型ロケットエンジン及びそれを搭載した小型ロケットの開発を目指すロケットベンチャーです。将来的には新型ロケットエンジンを活用して宇宙往還機を開発し、革新的な宇宙交通網の構築を目指します。
【当件に関するお問合せ先】
Space Transit株式会社 広報担当 info@space-transit.com